年 月 日 |
車 種 | 作 業 内 容 | コ メ ン ト | 難 易 度 |
07/03/**+ | SS900 | タンクさび取り | 水で走れる? |
★★ |
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今回はドカティーSS900です。 画像は携帯画像で1枚だけですが、タンク内部の画像です。 中央に見えるのがフューエルポンプ、通常国産オートバイは フューエルポンプを外部に設けるんですが、これはインタンク式 乗用車では普通なんですがバイクではめずらしいですね。 ポンプメーカーはボッシュです。 外国製インジェクションでは1番信頼できるかもしれませんね。 話がそれましたが、今回の修理内容はタンク内部のさび取りです。 さびの第1発見者はガルルの簡単メンテでお馴染みの オートショップブリックの中川氏、ドカのオーナーとはお友達、 抜き足挿し足忍び足、、、、、ドカのガソリン盗みましょ〜〜 ガソリン盗んだ中川氏、出てき吃驚!茶色いお水、外車は水で走ります! そんな訳は無いですよね〜。500cc位入ってました。 今の時代さび取りに関しては色々とケミカル用品が出ておりますので、 問題無いのですが、どこから水が入ったかが問題です。 そもそも、ガソリンタンクは燃料を入れるためのキャップと燃料が減った分の 空気取り入れ口が有るんです。 後は、エアプレーンタイプのタンクキャップで廻りに水が溜まらないように 水抜きのドレーンが有ります。 カワサキのZX900Aではタンクキャップ付近からタンク内部を通り タンク後部へ金属のパイプでドレーンとエアブリーザーの 取り出しを行っております。 シートとタンクの間に出ていますので、こちらに接続されたチューブを 何かで挟んだり、ゴミでつまらせたりした場合 こういった症状になるんですが。 ドカの場合ドレンとブリーザーがチューブでタンク下につながれています。 こちらのチューブを分解するさいにタンク内部 の下部付近でチューブがちぎれたんで、 チューブに亀裂が入ったので水が浸入したのだと思ってたんですが・・・・・ よく考えたら下の方に亀裂入ってたらガソリン漏れるんですよね〜笑 さび取りの処理をして、タンク内部のチューブ交換、 見えませんがストレーナー清掃、後、画像で見えてるのはキャップでは無く キャップの外周部なんですが、こちらのパッキンに耐ガゾリンの液体パッキン の塗布。 完成後水をかけてみたんですが内部への侵入は確認できませんでした。 一応、良しとして、その後車検のさい、雨の中の運送だったんですが、 帰って来てからガゾリン抜いてみましたが浸入はありませんでした。 10年以上前から流行出したエアプレーンタイプのタンクキャップですが、 構造が複雑になるとトラブルも増えると言ったところでしょうか? みなさんも1度タンク内部のガゾリン抜いて調べてみては? 私も2年ほど前にジレラのサトルーノに乗っておりましたが、例に漏れず、 茶色い水で走っておりました。 PS さび取り処理結構大変です、タンク内部洗うのと お湯で薬品を薄めて入れるんですが、 ご家庭で行うには大変かも? 茶色い水が出た〜〜、そんな時は当店にご用命を!笑 |